好きだなんて言えない。

えっ………えええっ!? 今、“キス”って言ったよね………!?
松本くんは、「そんなの、するワケねーだろ」と女の子に言う。

けど、女の子はあきらめが悪いのか、「いいじゃん、いいじゃん」と自分を顔を松本くんに近づようとする。

松本くんの顔は、あからさまに困っていた。
なんだか、わたしは居ても立っても居られなくてーー。

「やっ………やめてください! 松本くん、迷惑してるじゃないですか………… !!」
とっさに、松本くんの前に立って両腕を広げた。