「松本くん! あの………用事が無いんだったら、今から一緒に裏庭に来てもらえませんか…………?」

緊張で、思わず敬語になってしまったわたし。
すると、松本くんは一瞬目を見開いたがーー。

「別に………いいけど。」
上からふって来たのは、予想外の返事だった。

よかった………! とりあえず呼び出すのは成功っ………!!
わたしは満面の笑みで松本くんに。