好きだなんて言えない。

覚悟してわたしは小西さんにそう言った。
小西さんは、目を丸くしたと思えば、わたしの両手を握ってきて。

「委員長さっすが~! じゃーあ、裏庭に松本くん呼んで来て☆ あたしたちは影でこっそり見てるからっ!!」

わたしは、こくこくと頷いた。
わたしはすでに松本くんに…………嫌われてるんだ。

だから、結果なんて見えている。おびえる必要なんて………どこにもない。