好きだなんて言えない。

ーーすごく、ショックだった。
わたしはその日の授業は、上の空だった。

そして、チャイムが鳴った放課後、わたしは突然、小西さんたちに呼び出される。
場所は、物置として使われている薄暗い教室だった。

「あ……あの一体、なんでしょうか………?」
わたしがおずおずと尋ねると、小西さんはニッとわらって。

「あんた、松本くんに告白しなさいよ。」
わたしは、フリーズする。

「松本くんのこと知ってるでしょ? 暴走族のリーダーっていう、こわーいウワサ。」