好きだなんて言えない。

わたしの胸にぐさりと突き刺さる言葉の数々。
「あははっ。今のあんたの顔サイコ―、小西ちゃんにも教えてあーげよっと。」

理上さんは、わたしの横を通って去って行く。
これは、自分が原因で招いたことに初めて気が付いた。

でも、もう遅い。
目の前が真っ暗になり、ガラガラとなにかが崩れていくのがわかった。

これからわたしはどうなってしまうのだろう。
完璧にいじめのターゲットにされてしまった、この高校生活をどう過ごせばいいのだろう。