「えっと………、わ、わたしやれる自信がないし………。ほ、ほかの人のほうがいいんじゃない、かな………?」

しどろもどろに、訴えるわたしだったが、小西さんは、それが愉快に見えたようで、今度は女子グループのみんなに声をかける。

「みんなも、熊原さんが絶対、ぴったりだと思うよねー!!」
「う、うん。そうだね。」

「熊原さんが適任じゃない?」
ど………、どうしよう。誰か助けて…………!!