好きだなんて言えない。

三森さんじゃない、知らない女子の声。
多分…………隣のクラスの子。可愛い子なんだろうな。

ーーズキ。
えっ?

今、胸がズキってした…………?
なんでだろうっ…………?

わたしは、痛い部分を手でおさえる。
もう、とっくに流己くんのことは忘れたはずなのにーー。