「あの………、自動販売機ってどこにあるんだったっけ? 教えてもらえたら嬉しいんだけど…………。」

すると、聞かれた池内くんは目を輝かせて。
「熊原さん! 喉乾いてるんですか!? それなら、おれ1人で買ってきますよ!!」

「えと、き、気持ちはありがあいけど、わたし自分で出来るしっ…………飲み物買うぐらいなら…………。」

「いやいやいや、これくらい当たり前っすよ!! 種類はなにがいいんですか!?」
「あ、甘いものならなんでも…………。」