「それと、今朝……そのアカウントの投稿でこんなものを見つけてしまって。先輩たち、これ見てもらえませんか?」
エマはそう言うと、スマホを取り出し画面をノエルと瑠偉に向けた。
「あ……」
一瞬で背筋が冷たくなった。
目の下が小刻みに痙攣を初めて心臓がドクンドクンッと不快な音を立てる。
そこに何が映っているのか容易に想像がついた。
「なにこれ。映ってるのってあたしと瑠偉じゃない?」
「これってバスケ部の部室だよね……?えっ、なんで」
ノエルが顔を歪めて瑠偉が信じられないというように口に手を当てる。
「このアカウントって海荷先輩の裏アカですよね?」
エマの言葉に足ががくがくと震えだす。マズい。なんとか誤魔化さないと……。
「ま、まさか。違うよ。誤解だって!これはあたしのアカウントじゃないよ」
「でも、このカメラの角度って……ちょうどアンタのロッカーの位置じゃん。まさか、マジでアンタうちらの写真をSNSにアップしたの……?」
「もしそうなら……絶対に許せないんだけど」
ノエルと瑠偉に睨まれ、あたしは慌てて首を振った。
「だから、違うって!」
どうしよう。なんとかして誤魔化さないと。
もう投稿は削除したし、これ以上広がることはない。
大丈夫。まだあたしだとバレたわけじゃない。
エマはそう言うと、スマホを取り出し画面をノエルと瑠偉に向けた。
「あ……」
一瞬で背筋が冷たくなった。
目の下が小刻みに痙攣を初めて心臓がドクンドクンッと不快な音を立てる。
そこに何が映っているのか容易に想像がついた。
「なにこれ。映ってるのってあたしと瑠偉じゃない?」
「これってバスケ部の部室だよね……?えっ、なんで」
ノエルが顔を歪めて瑠偉が信じられないというように口に手を当てる。
「このアカウントって海荷先輩の裏アカですよね?」
エマの言葉に足ががくがくと震えだす。マズい。なんとか誤魔化さないと……。
「ま、まさか。違うよ。誤解だって!これはあたしのアカウントじゃないよ」
「でも、このカメラの角度って……ちょうどアンタのロッカーの位置じゃん。まさか、マジでアンタうちらの写真をSNSにアップしたの……?」
「もしそうなら……絶対に許せないんだけど」
ノエルと瑠偉に睨まれ、あたしは慌てて首を振った。
「だから、違うって!」
どうしよう。なんとかして誤魔化さないと。
もう投稿は削除したし、これ以上広がることはない。
大丈夫。まだあたしだとバレたわけじゃない。



