イジメ返し―連鎖する復讐―

……今になって仲良くする相手を間違ったのかもしれないと思う。

確かにノエルと瑠偉と一緒にいることでそれなりに楽しい日々を送ることができた。

まだ私達が1,2年生で先輩がいた時だってノエルたちのおかげでちやほやされて可愛がってもらったし、居心地も悪くなかった。

だけど、今みたいにノエルはいつだって不平不満ばかり口にして悪口を言って誰かを貶めてばかり。

とにかくいつだって自分のことしか考えていないし、その考えを人にまで押しつけようとしてくれる。

反論など許されない。常に自分が上に立とうとする。

ノエルと一緒にいるのはとにかく窮屈だ。

「ふふっ。まあ確かに一緒にいてもつまんないよねっ。見た目も、あれだしねぇ」

「だよね!ホント整形しろよってマジで言いたくなる」

「整形だけじゃダメだよぉ。足太いし、脂肪吸引もしなくちゃ」

「だよね。特に真子のほう」

「ねっ。美香は顔にあるニキビを何とかすべきだよねっ!」

にっこりと笑う瑠偉にも反吐がでる。

常にニコニコ笑って人当たりがいいのに、裏ではこうやって平気で毒を吐く。

それなのに、男たちは気付いていない。

上っ面だけのふわふわした小柄で可愛い瑠偉の本性を知ろうともしない。

……バカみたい。どいつもこいつも。ホント、バカ。