「ふふっ。図星だからって黙り込まないでよ」
「……っ」
言い返すことができずに唇を噛むあたしを咲綾が見下ろして言った。
「昔の海荷のことを二人に知られたらどうなるかなぁ?」
「二人に言うつもり……?」
「さあ?どうしようかな」
「あたしを脅そうとしてるの?」
「まさか。ただ、条件がある」
「条件?」
「そう。あたしのバッシュ、返して」
「ば、バッシュ?なにそれ。そんなの知らないから」
「しらばっくれないで。海荷がとったのを見た人がいるんだから」
「え……」
確かにあの時、体育館には他の部活の子達もいた。
どこかで見られていても不思議ではない。
「あたしはとってな――」
「返してくれれば二人には言わないから。どう?悪い条件じゃないでしょ?」
咲綾の言葉に考え込む。
「……っ」
言い返すことができずに唇を噛むあたしを咲綾が見下ろして言った。
「昔の海荷のことを二人に知られたらどうなるかなぁ?」
「二人に言うつもり……?」
「さあ?どうしようかな」
「あたしを脅そうとしてるの?」
「まさか。ただ、条件がある」
「条件?」
「そう。あたしのバッシュ、返して」
「ば、バッシュ?なにそれ。そんなの知らないから」
「しらばっくれないで。海荷がとったのを見た人がいるんだから」
「え……」
確かにあの時、体育館には他の部活の子達もいた。
どこかで見られていても不思議ではない。
「あたしはとってな――」
「返してくれれば二人には言わないから。どう?悪い条件じゃないでしょ?」
咲綾の言葉に考え込む。



