いつものインツタを表示して、《純くん大好きーっ!》と、書き込む。


「そんなこと書いていいのか?」


背後から声をかけてきたのはいつもの裕也だった。


裕也はあたしのスマホを勝手に覗き込んでいる。


「ちょっと、勝手にみないでよ!」


「お前に言われたくねぇよ!」


裕也に反論されて、あたしはペロッと舌を出した。


そう言えば今朝裕也のスマホを奪い取って壁紙を2人に見せたんだっけ。