しばらく男の後ろ姿を見守っていたなっちゃんは、すぐに家の中に戻って行った。
俺はそっと電信柱の影から出てなっちゃんの家に近づいた。
今家にはなっちゃんしかいない。
その上、リビングの窓ガラスが割れている状態だ。
こんなチャンスは二度とこないだろう。
絶対に逃せなかった。
俺はそっと家の庭に回りこむと、リビングの窓から室内へと入り込んだ。
その瞬間、リビングに戻ってきていたなっちゃんと視線がぶつかった。
「やぁ、なっちゃん」
怖がらせないように気をつけて笑顔を向ける。
しかし、元々青かったなっちゃんの顔は俺を見るなり更に青ざめていく。
「どうしたのなっちゃん。俺だよ。会いたかったんだろう?」
近づいた分だけなっちゃんは後ずさりをする。
「な、なんで……」
なっちゃんの声はひどく小さくて、俺に会えて嬉しすぎて声もでないのだとわかった。
そこまで俺のことを思ってくれているなんて、すごく光栄だ。
目の前にいるなっちゃんが可愛くて仕方ない。
俺はそっと電信柱の影から出てなっちゃんの家に近づいた。
今家にはなっちゃんしかいない。
その上、リビングの窓ガラスが割れている状態だ。
こんなチャンスは二度とこないだろう。
絶対に逃せなかった。
俺はそっと家の庭に回りこむと、リビングの窓から室内へと入り込んだ。
その瞬間、リビングに戻ってきていたなっちゃんと視線がぶつかった。
「やぁ、なっちゃん」
怖がらせないように気をつけて笑顔を向ける。
しかし、元々青かったなっちゃんの顔は俺を見るなり更に青ざめていく。
「どうしたのなっちゃん。俺だよ。会いたかったんだろう?」
近づいた分だけなっちゃんは後ずさりをする。
「な、なんで……」
なっちゃんの声はひどく小さくて、俺に会えて嬉しすぎて声もでないのだとわかった。
そこまで俺のことを思ってくれているなんて、すごく光栄だ。
目の前にいるなっちゃんが可愛くて仕方ない。



