「里奈先輩、今帰りですか?」
「うん。トオコちゃんも?」
「はいっ! あの、途中まで一緒に帰りませんか?」
おずおずと誘ってくるトオコちゃんにあたしは笑顔でうなづいた。
付き合うことはできないけれど、トオコちゃんは悪い子ではないとわかっている。
一緒にいて苦しいとも思わない。
「そういえばうちの近所に新しくケーキ屋さんができたんですよ」
「あ、もしかしてフルーツ南のこと? トオコちゃんの家ってあそこの近くなんだ?」
「そうなんです! もうすっごい人気で、全然入れないんですけどねぇ」
トオコちゃんは苦笑いを浮かべて言う。
確か、開店当初から爆発的な人気が出て県外からのお客さんも多いと聞いたことがある。
「いいなぁ。あたしもフルーツ南のケーキを食べてみたい」
「うん。トオコちゃんも?」
「はいっ! あの、途中まで一緒に帰りませんか?」
おずおずと誘ってくるトオコちゃんにあたしは笑顔でうなづいた。
付き合うことはできないけれど、トオコちゃんは悪い子ではないとわかっている。
一緒にいて苦しいとも思わない。
「そういえばうちの近所に新しくケーキ屋さんができたんですよ」
「あ、もしかしてフルーツ南のこと? トオコちゃんの家ってあそこの近くなんだ?」
「そうなんです! もうすっごい人気で、全然入れないんですけどねぇ」
トオコちゃんは苦笑いを浮かべて言う。
確か、開店当初から爆発的な人気が出て県外からのお客さんも多いと聞いたことがある。
「いいなぁ。あたしもフルーツ南のケーキを食べてみたい」



