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それからもあたしと琴葉は互いの好きなタイプなどで会話が盛り上がり、休憩時間が終わる前になってようやくトイレに立った。
用を済ませて洗面台の前に立つと、ポケットの中でスマホが震えた。
琴葉と話をしているときにも鳴っていた気がするけれど、確認していなかったのだ。
スマホをとりだしたとき、画面に表示されたメッセージにギョッと目を見開いた。
全部明久くんからのメッセーじだったのだ。
《明久:どうして返事くれないの?》
《明久:既読無視はやめてほしいんだけど》
《明久:今なにしてるの?》
他にも似たような内容のメッセージが10件近く入っている。
昼休憩の時間だけでこんなにメッセージがくるなんて……ゾクリと、背筋が寒くなって体を震わせた。
明久くんは真面目だけれど、女の子慣れていないといっていた。
そのせいでこんなにメッセージを送ってくるのかもしれないけれど、ちょっと異常な雰囲気だ。
メッセージ画面を表示させた状態でしばらく立ち尽くしていたあたしだけれど、覚悟を決めて、明久くんからのメッセージをブロックしたのだった。
それからもあたしと琴葉は互いの好きなタイプなどで会話が盛り上がり、休憩時間が終わる前になってようやくトイレに立った。
用を済ませて洗面台の前に立つと、ポケットの中でスマホが震えた。
琴葉と話をしているときにも鳴っていた気がするけれど、確認していなかったのだ。
スマホをとりだしたとき、画面に表示されたメッセージにギョッと目を見開いた。
全部明久くんからのメッセーじだったのだ。
《明久:どうして返事くれないの?》
《明久:既読無視はやめてほしいんだけど》
《明久:今なにしてるの?》
他にも似たような内容のメッセージが10件近く入っている。
昼休憩の時間だけでこんなにメッセージがくるなんて……ゾクリと、背筋が寒くなって体を震わせた。
明久くんは真面目だけれど、女の子慣れていないといっていた。
そのせいでこんなにメッセージを送ってくるのかもしれないけれど、ちょっと異常な雰囲気だ。
メッセージ画面を表示させた状態でしばらく立ち尽くしていたあたしだけれど、覚悟を決めて、明久くんからのメッセージをブロックしたのだった。



