ただ、そんなことを言っているのが本当に靖くんなのかどうか疑問ばかりが浮かんでくる。
子供の頃からの憧れだった靖くん。
優しくてサッカーが得意で人気者だった。
目の前にいるのは、本当に同一人物だろうか?
「これ、バラされたくないだろ?」
そう言って靖くんはあたしにスマホを見せてきた。
そこに表示されていたのは、あたしが大谷さんと2人でホテルに入っていく姿だったのだ。
いつの間に!?
「卑怯だぞ!!」
明久くんが叫ぶ。
靖くんはすべての話は終わったという様子で、女の子たちと一緒に公園を出て行ってしまう。
「待って!!」
こんな状況になってもまだ信じられなかった。
靖くんはこんなことをする人じゃないと思っている自分が情けない。
借金もバイトもそして告白も。
全部嘘だったなんて……。
子供の頃からの憧れだった靖くん。
優しくてサッカーが得意で人気者だった。
目の前にいるのは、本当に同一人物だろうか?
「これ、バラされたくないだろ?」
そう言って靖くんはあたしにスマホを見せてきた。
そこに表示されていたのは、あたしが大谷さんと2人でホテルに入っていく姿だったのだ。
いつの間に!?
「卑怯だぞ!!」
明久くんが叫ぶ。
靖くんはすべての話は終わったという様子で、女の子たちと一緒に公園を出て行ってしまう。
「待って!!」
こんな状況になってもまだ信じられなかった。
靖くんはこんなことをする人じゃないと思っている自分が情けない。
借金もバイトもそして告白も。
全部嘘だったなんて……。



