恋愛アレルギー

☆☆☆

家に帰ってからのあたしも、頭の中は船見くんだらけだった。


船見くんの笑顔が焼きついて離れない。


机に座って宿題をしていても、問題は全然頭に入ってこない。


「愛美、ご飯よ!」


1階から母親の声が聞こえてきて時計を見ると、すでに夜の7時なっている。


机の上に出されている宿題は少しも進んでいなくて、頭を抱えそうになってしまった。


ここままじゃまずい。


なにもできなくなっちゃう!


そう思っても、頭の中の船見くんは消えてくれなかったのだった。