確かに、昨日はプリントが多かったからあたしと咲子は2人でクラス委員の手伝いをしていたんだ。
職員室から教室へプリントを運んでいたとき、それに気がついた船見くんが手伝いを申し出てくれた。
あたしは断ろうと思ったのだけれど、咲子がそれならと、船見くんにお願いをしたのだ。
「あのときは咲子もいたでしょう?」
「そうだけど、でも船見くんが本当に助けたいのは愛美だと思うけどなぁ」
そう言われると、意識してしまう。
恋はしないと決めたのに、どうしてそんな意地悪をするんだろう。
思わずふくれっつらになっていると、咲子がクスッと小さく笑った。
「それに、最近の愛美は前にもまして船見くんのことを見ているよね?」
「え!? そ、そんなわけないじゃん!」
慌てて否定するものの、自分の顔が真っ赤になっているのが自分でもわかった。
「恋をしちゃいけないって思えば思うほど、意識しちゃってるんじゃないの?」
咲子からの指摘にあたしはなにも言えなくなってしまった。
きっとその通りだからだ。
だから、後ろを船見くんが通っただけで心臓がドキドキしてしまっているのだ。
「無理して恋から遠ざかるの、やめてみたら?」
職員室から教室へプリントを運んでいたとき、それに気がついた船見くんが手伝いを申し出てくれた。
あたしは断ろうと思ったのだけれど、咲子がそれならと、船見くんにお願いをしたのだ。
「あのときは咲子もいたでしょう?」
「そうだけど、でも船見くんが本当に助けたいのは愛美だと思うけどなぁ」
そう言われると、意識してしまう。
恋はしないと決めたのに、どうしてそんな意地悪をするんだろう。
思わずふくれっつらになっていると、咲子がクスッと小さく笑った。
「それに、最近の愛美は前にもまして船見くんのことを見ているよね?」
「え!? そ、そんなわけないじゃん!」
慌てて否定するものの、自分の顔が真っ赤になっているのが自分でもわかった。
「恋をしちゃいけないって思えば思うほど、意識しちゃってるんじゃないの?」
咲子からの指摘にあたしはなにも言えなくなってしまった。
きっとその通りだからだ。
だから、後ろを船見くんが通っただけで心臓がドキドキしてしまっているのだ。
「無理して恋から遠ざかるの、やめてみたら?」



