ややぽちゃ姫と3人の王子様




 驚きが強すぎて、目を見開いてしまった私。

 大地君の顔を確認するように顔を上げたけど、すぐに後悔した。


 だって、大地君の真剣な顔がお兄ちゃんと重なって。

 絡み合った視線のほどき方が、わからなくなっちゃったから。




 ひゃっ///

 いきなりの告白で変に心が揺らいだけれど。


 ちゃんと断らなきゃ!


 私のせいで、彼女とラブラブだったお兄ちゃんが亡くなった。


『人殺し!』


 彼女さんに頬をはたかれたあの瞬間。

 頬と心の痛みに耐えながら、私は誓ったんだ。



 ――私は一生、恋をしない。


 それがお兄ちゃんと彼女さんに対する、私の罪の償い方だから。