ややぽちゃ姫と3人の王子様



 
 私の目の前には、身長があまり変わらない大地君の凛とした顔があって。

 大地君の吐息を感じてしまうほどの、至近距離で。

 恥ずかしさで、顔を逸らさずにはいられない。


 大地君もうつむきだした。

 私も下を向いている。

 でも私の手は、大地君の頭の上で捕らえられたまま。



「えっと……」


「望愛ちゃんごめん、脅すつもりなんて無かったんだけど……」


 脅す?


 大地君は私の手を下におろすと、今度は両手のひらで優しく私の右手を包み込んだ。


「俺の制服が汚れたこと、悪いと思ってるなら……」


「?」



「俺と付き合ってよ」





 付き……合う……?


 これって……告白された?