ややぽちゃ姫と3人の王子様



 高校入学初日。

 友達獲得ゼロ。

 一人で帰ろう……


 登校した朝よりも教科書分重さが増したカバンを肩にかけ、廊下に足を踏み出したと同時

「望愛ちゃん、待ってよ~」の声が。


「せっかく友達になったんだから、一緒に帰ろ。ねっ」


 リュックを慌てるように背負い走ってきたのは……

 制服が土で汚れている……


「大地くん?」