ややぽちゃ姫と3人の王子様





 「またね」と手を振って、大地くんと別れた後、受付で私を探していたお母さんと合流。

 そのままの足で体育館へ。

 クラスごとに座る列の前の方に、大地君の後ろ姿を発見。


 同じクラスだと安心していると入学式が始まって、あっという間に終わり。

 1年生だけで教室に移動して、ホームルームが始まったけれど。


 私は人見知りさく裂。

 ただただうつむくだけ。

 誰にも話しかけず、誰からも話しかけられないまま、帰りの時間になってしまった。



 みんなコミュ力高いな。

 もう友達の輪ができあがってる。



『連絡先、交換しようよ』

『今からプリ取りに行っちゃう?』


 女子トークが弾む教室で、私だけぽつんと一人ぼっち。