「俺から話しかけなくても、『何、その汚れ?』ってみんなが群がってきそうじゃん」
「……そうだね」
「マジでラッキーって感じ」
終始、笑顔が絶えない彼。
なぜかまた親近感をおぼえてしまう。
カンカン照りの太陽みたいにハイテンションなところといい、人を楽しませようとするところといい。
そっか、懐かしい感じがするのはお兄ちゃんに似ているからだ。
顏のパーツは違うけど。
笑うと目尻にシワができるほどクシャッとなって。
暗い空気も笑い飛ばしてくれて。
なんでもハッピーに変換しちゃうところ。
亡くなったお兄ちゃんにそっくりだ。



