顔が熱い。 恥ずかしくて、顔が焦げそうなほどジリジリで。 ボアボアと熱が上昇する頬を両手で隠し、地面にしゃがみ込んでいると 「かっ、勘違いすんなよな」 真上から照れ声が降ってきた。 慌てるような声の震えかた。 珍しくて、むち君を見上げずにはいられない。 「オマエがさ…酸素不足で倒れると面倒だから、俺が助けてやった、だ…だけだからなっ!」 むち君、顔が真っ赤だよ。 いきなりどうしちゃったの?