ややぽちゃ姫と3人の王子様





 顔が熱い。

 恥ずかしくて、顔が焦げそうなほどジリジリで。

 ボアボアと熱が上昇する頬を両手で隠し、地面にしゃがみ込んでいると


「かっ、勘違いすんなよな」


 真上から照れ声が降ってきた。

 慌てるような声の震えかた。

 珍しくて、むち君を見上げずにはいられない。


「オマエがさ…酸素不足で倒れると面倒だから、俺が助けてやった、だ…だけだからなっ!」


 むち君、顔が真っ赤だよ。

 いきなりどうしちゃったの?