大地君の話しに、満足げにうなずく星羅さん。 「譲君のお墓にお供えするケーキを用意してくる。大地頼んだわよ」と、部屋を出て行った。 「ほら望愛ちゃん、立って立って」 甘く微笑みながら手を差し伸べて、私を立ち上がらせてくれた大地君。 「このコスプレ、恥ずかしいんでしょ? タオルケットでも羽織っててよ」 体がすっぽり入るタオルケットで、私をふんわりと包んでくれて ――優しい大地君に戻ってくれたんだぁ。 ほっと安心したのに…… 次の瞬間、大地君は聞いたこともないほどの冷たい声を発した。