握りこぶしで胸を何度も叩かれ。
駆けて来たむち君が、星羅さんを私から引き離してくれて。
雨ちゃんが私に
『望愛のせいじゃないから。僕がケーキを買ってあげればなんて言ったから』って、庇い続けてくれたけれど。
お兄ちゃんと星羅さんを引き裂いたのは、間違いなく私。
私がお兄ちゃんを家から追い出さなければ、こんな悲劇は起きなかったんだから。。
今もまだ私の心には、後悔の太い棘が刺さったまま。
『今日限りで、私のお兄ちゃんをやめてよ!』
『もう、帰ってこないで!』
あんなひどい言葉、お兄ちゃんにぶつけるんじゃなかった。
お兄ちゃんのこと……
大好きだったのに……



