ややぽちゃ姫と3人の王子様



 握りこぶしで胸を何度も叩かれ。

 駆けて来たむち君が、星羅さんを私から引き離してくれて。



 雨ちゃんが私に

『望愛のせいじゃないから。僕がケーキを買ってあげればなんて言ったから』って、庇い続けてくれたけれど。


 お兄ちゃんと星羅さんを引き裂いたのは、間違いなく私。

 私がお兄ちゃんを家から追い出さなければ、こんな悲劇は起きなかったんだから。。


 今もまだ私の心には、後悔の太い(とげ)が刺さったまま。




『今日限りで、私のお兄ちゃんをやめてよ!』


『もう、帰ってこないで!』


 あんなひどい言葉、お兄ちゃんにぶつけるんじゃなかった。



 お兄ちゃんのこと……

 大好きだったのに……