お葬式の後。
星羅さんは涙でぐちゃぐちゃな顔で、私の前に。
怒りでぎらつく目で私を睨んだ瞬間
パシッ!
私の頬を思いっきり叩いた。
『コスプレくらい、してあげればよかったじゃない!』
叫んでは私の頬をはたき
『人殺し! あんたが死ね!』
私の左頬が何度も何度もはたかれて。
でもなぜか頬に痛みなんて感じなくて。
心だけが斧でめった刺しにされたような、ズブズブの痛みに襲われた。
『譲(じょう)君がどれだけあなたのことを大事に思ってたか、知らないでしょ?』
怒りで荒れ狂う星羅さんに、私は抵抗する気さえ起きない。
『妹なのに、私が嫉妬しちゃうくらいだったんだから!』



