「同じ県にいながら初めて来たわ~。なぁ、凪」
「まぁ」
「えっ?先輩方来たことなかったんですか?17年間損してますよ!」
前を行く男子陣の背中を見ながら歩く女子3人。
私の右隣の潤ちゃんは熱海銀座という商店街で売られている美味しそうな品々に目を奪われ、時々亀さんの歩みになる。
「潤ちゃんは良く食べるのに華奢だから良いわよねぇ。アタシなんか甘いもの食べたらすぐに身になるから食べられないんだよね~」
「はは...そうですか...」
なんとか相槌を打つものの気になるのは、前列の左の人。
1番背が高いのに薄い。
けど、私服のスカイブルーのシャツからわずかに透けて見える背中のラインが美しい。
見てはいけないものを見ている気がして私は咄嗟に自分の爪先に視線を移し、終始うつむきながら歩き続ける。
「まぁ」
「えっ?先輩方来たことなかったんですか?17年間損してますよ!」
前を行く男子陣の背中を見ながら歩く女子3人。
私の右隣の潤ちゃんは熱海銀座という商店街で売られている美味しそうな品々に目を奪われ、時々亀さんの歩みになる。
「潤ちゃんは良く食べるのに華奢だから良いわよねぇ。アタシなんか甘いもの食べたらすぐに身になるから食べられないんだよね~」
「はは...そうですか...」
なんとか相槌を打つものの気になるのは、前列の左の人。
1番背が高いのに薄い。
けど、私服のスカイブルーのシャツからわずかに透けて見える背中のラインが美しい。
見てはいけないものを見ている気がして私は咄嗟に自分の爪先に視線を移し、終始うつむきながら歩き続ける。



