まだ、青く。

パーティは3時間続いた。

父は泥酔して早々と自室に退散したけど、私達はトランプやウノ、人生ゲームなどをして楽しんだ。

全て私が家の中にいても楽しめるように両親が買ってくれたもので、懐かしくもありどこか切なさや虚しさも感じていた。

それはきっと、私の心が変わってしまったから。

そう気づくのに時間はかからなかった。


「あめんぼ先輩、また10ですか?!」


人生ゲームのルーレットで、潤ちゃんは10ばかり出していた。

ちなみに私は2とか3ばかり。

ツイていない、とはまさにこのこと。

私は神様からも見離されてしまったようだ。


「強いっすね~」

「運だけは持ってるので!」


潤ちゃんは1番のりでゴールにたどり着いた。

案の定私はビリ。

それでまたちょっと自分の人生を否定したくなった。

でも、潤ちゃんが私の分までいっぱい食べて渉の前で天使の笑みを讃えてくれたことは嬉しかったし、

涼介くんも次期後輩候補と仲良く出来て楽しそうで良かったし、

渉も2人と完全に打ち解けたみたいで、心の底から笑ってるみたいだったし、

母もこんなにも賑やかなパーティは初めてだったし、皆が美味しい美味しいって料理を食べてくれて本当に喜んでいた。

皆の笑顔を見られて、私は...

嬉しかった。

心が少し温かくなった。

だから、きっと...楽しかった。

楽しかったはず、なんだ。