まだ、青く。

「...夏目」


その瞬間、左手に優しい火が灯った。

思わず振り向くと凪くんは俯いたまま口を小さく動かした。


「力...少し分ける」

「凪くん...」


本当に優しい人だ。

本当に温かい人だ。

こんなところまで一緒に来てくれて

いつもピンチの時に私の側にいて

私に前に踏み出す勇気を

力を

分けてくれる。


「ありがとうございます」


凪くんに笑顔を向けた...

その瞬間...。