まだ、青く。

「これより自由時間となります。現在時刻が10時40分なので、当初の予定より少し早いですが、繰り上げはせず、13時まで各々撮影してください。その後は昼食になります。千先輩とわたしでお弁当を作ってきたので皆さんで食べましょう」

「おっしゃ~!手作り弁当サイコ~っ!」

「お二人共ありがとうございます」


私も習ってぺこりと頭を下げた。

包丁さえ家庭科の時間でしか持ったことのない私はお弁当作りに参加しても足を引っ張るだけだと思い、断ったのだ。

食材の声が聞こえるし、何より殺されてしまった豚や鶏を見るのが心苦し過ぎて料理なんて出来たものではない。

私みたいな人間がやることではないとシャットダウンしている。


「では、今からスタートです。遅くとも3分前にはテント前に集合してください」