「皆さんお揃いのようなので、ただ今より開会式を始めます。司会進行はわたくし、雨宮潤が担当します。よろしくお願いいたします」
潤ちゃんがいつもより張り切っているというか、生き生きして見える。
きっと隣に凪くんがいるからなんだろうな。
手紙の送り主は匿名だから未だにはっきりとは分かっていないのだけれど、私はもう99.9パーセント潤ちゃんだと思っている。
凪くんと接点があって、
凪くんの前でこの世で1番煌めく笑顔を見せて、
凪くんの隣で呼吸をするだけでも嬉しそう。
潤ちゃんの回りにはパステルピンクのオーラが見える。
その他にも見えるものはたくさんあるし、
聞こえてくるのだけれど、
最も鮮明に見えるのが潤ちゃんのオーラだ。
本当に差出人が潤ちゃんだとしたら、
もしかしたらこの3日間で......。
「鈴先輩」
「わっ」
涼介くんに背中をツンツンされて気づいた。
「次、鈴先輩の番ですよ」
「えっ?」
「もしかして聞いてなかったんですか?今、合宿中の抱負を1人1人発表してたんですよ」
そう言われてはっとした。
思い起こせば、開会式の項目で抱負発表ってプリントに書かれていた。
しまった...。
全然考えてなかったし、
皆の話聴いてなかった。
とりあえずテキトーに言うしかない。
潤ちゃんがいつもより張り切っているというか、生き生きして見える。
きっと隣に凪くんがいるからなんだろうな。
手紙の送り主は匿名だから未だにはっきりとは分かっていないのだけれど、私はもう99.9パーセント潤ちゃんだと思っている。
凪くんと接点があって、
凪くんの前でこの世で1番煌めく笑顔を見せて、
凪くんの隣で呼吸をするだけでも嬉しそう。
潤ちゃんの回りにはパステルピンクのオーラが見える。
その他にも見えるものはたくさんあるし、
聞こえてくるのだけれど、
最も鮮明に見えるのが潤ちゃんのオーラだ。
本当に差出人が潤ちゃんだとしたら、
もしかしたらこの3日間で......。
「鈴先輩」
「わっ」
涼介くんに背中をツンツンされて気づいた。
「次、鈴先輩の番ですよ」
「えっ?」
「もしかして聞いてなかったんですか?今、合宿中の抱負を1人1人発表してたんですよ」
そう言われてはっとした。
思い起こせば、開会式の項目で抱負発表ってプリントに書かれていた。
しまった...。
全然考えてなかったし、
皆の話聴いてなかった。
とりあえずテキトーに言うしかない。