君じゃなきゃ。





何がどうなったのか。



目を開けると目の前には天井と……


真っ直ぐあたしを見つめる健人の顔。


どうやら会議室の机の上に押し倒されているらしい。


「ちょっ……健人!ヤメて……」


起き上がろうとしても両手は健人の左手で支配され、足は健人の体があって動かすことができない。


「どうすればいいかの答え」

「え?」



呟く健人をジタバタしながら見る。




「……お仕置きさせて?」




…………お仕置きぃ!?