つぎのひがっこうにいくと、ぼくをいちばんいじめてたこはいなくなってた。

まるでさいしょからいなかったみたいに、みんなすごしている。

ぼくはうれしかった。

やっといじめられなくなるっておもった。

__だけど、ぼくはいじめられた。

いちばんいじめてたこがいなくなっただけだから。

ぼくはなきながらやめてっていった。

でもやめてくれない。

ぼくはがっこうをとびだした。

いえにかえって、すぐににっきをひらいた。

「きえちゃえ、きえちゃえ。あのこたちみんな、きえちゃえ。」