キミのためならいくらでも!!【完】

コンサートに行ったら絶対に買うって決めてたのに、なんということだ。

はぁー…、とため息をつくと

それを見ていた染夜くんは、くすくす笑いながら私の前に立った。


『そんなため息つかなくてもいーだろ、ここに本物がいんのに笑』

「あっ、す、すみませんっ…、」

『じょーだんだって笑 悪い、意地悪言った、』


染夜くんは私の頭をぽん、と撫でて

ほら、と袋を差し出した。