『教室戻ろう』

「先行ってて、すぐ行くから」

『わかった』




私は、先に教室に戻り友達の元へと帰った。




「紗良遅かったね、うんち?」

『ぅ、うん。そんな感じ』





湊とキスしてた何て言えるはずもなく…


ただただ、

友達の言うことに頷く事しか出来なかった。





この際、勢いで湊と付き合ってる事を言っちゃおうかなと思ったけど…湊にも許可を取っていないし、勢いで言ったところで良いことはない気がする。



せめて、

2人で、考えてからにしよう。