「は?よく考えろ、頭大丈夫か?」

『何でそんな事言うの?』

「お前…紗良が言ってることはそう言う事だよ。」



と、

言って湊は私の前からいなくなった…






友達の彼氏と話すことはある。


そう思えば、

湊の言う通り…私だけかもしれない。




湊には言い訳に聞こえるかもしないけど、私にとっては、湊は同じクラスだった2年生の頃で止まっている。




2年生の湊は、

誰とも話さず…ずっと1人でいるイメージ。



まともに話してくれなかった記憶が強かった。

私も、普通に喋るのに半年掛かったのに…あの女の子達は、と考えると凄く悔しかった。





『自分で考えて』

と、

あの時のイライラしていたノリで言ってしまったけど、ちゃんと伝えればわかってくれたのかもしれない。