世にも歪な恋物語



「オレに任せてください」


 後輩Aは、私を、助けてくれるの?

 ……本当に?


「……なんで」


 どうやって?

 君に、なにができるっていうの?


「私がて。どうして、君が困るの?

「愛してしまったからです」



 ――――ずっと欲しかった言葉。


「オレじゃダメですか。琴センパイのこと必要とする人間は」


 乾ききった心が、潤っていく。


 暗闇で、一筋の光でも見つけたかのように。


「オレ、なんでもできますよ。琴センパイのためなら」