私は和真のベッドサイドまで行き、泣きながら和真に問いかけた。
「和真はバスケするんでしょ。キャプテンなんだから。それに、那須に連れて行ってくれるって。約束したよね。ねぇ、和真・・・。」
そんな私を見かねた和己先生が、
「芽衣ちゃん、ごめんね。心配掛けさせてしまったね。和真が話せるようになったら連絡するから、今夜は家に戻って」
「嫌です。私、和真の側にいたい。ここに居させてください。もうすぐ麻酔が切れるんでしょ?その時に、和真の側に居たいんです。お願いします。ここに・・・和真の隣にいさせて」
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