その後、和真が計画してくれたプランを教えてくれて。
那須には和真のおうちの別荘があって、自由に使えるんだって。
管理人もいるから、お掃除をしてくれていて寝具も用意してくれているんだとか。
うーん、やっぱり総合病院のご子息は一般市民の私と違って、なんでも持ってるんだな。
なんて頭の中で思っていたら、
「芽衣、俺は芽衣となんら変わらないんだよ。金持ちのボンボンだからって言って俺に近寄ってくる奴も過去にはいた。でも芽衣は違うよね?俺の家が病院を経営してるって知らないときに俺の事を好きになってくれたんだから」
「当たり前でしょ。和真だから好きになったの。たとえ和真が一文無しでも私は和真を好きになったもん」
「いや、貧乏だけは勘弁して」
「もう!そう言う話じゃないでしょ!」