「お待たせ、しずく」


か、かっこいい…


「雫?」

「あ、うん?」


「どうしたの」

新がかっこよくて見惚れてたなんて言えないよ〜…


「な、何でもないっ!」


「…なに」


「ふぇ?」
びっくりして変な声になっちゃったよ〜!!


「教えてくれないと今日遊園地行かないよ」


「えっっ!」


「でも言えないよ……」

新side

「そんなに雫は俺と遊園地行きたくないんだ?」


やっべ、言い過ぎた?

でも好きな子にはつい意地悪したくなっちゃうんだよな。



「行きたい……けどっ!」