幼なじみが天然無自覚すぎて困ってます。

「…新のビシバシは怖いなぁ…」

「いいからやるぞ」

「お、お願いしますっ!!」


*


「よし、んじゃそろそろ休憩。」

「新の鬼ぃ〜…」

「2時間、よく頑張りました。」

「ほんとだよぉ〜…」


勉強開始から2時間。
ずっとノンストップでやってた私と新。

もうすっごく眠いよ〜…。


「俺、飲み物持ってくる。雫は何が飲みたい?」

「お茶ぁ〜……」

「ふっ…了解、寝ずに待っとけよ。」

「はぁい…」


ああーーーーーー疲れた…

特に数学…
何もわかんないよ〜…

もう眠くて頭働かない…
新のベットふわふわ…


*


新said


「持ってきたよ〜…って寝てるし…」

寝ないでってあれだけ言ったのに…

ちゃっかり俺のベット入ってるし…

「あーもう、無防備すぎ!これでも高校生…?」

はぁ…にしても、幸せそうな顔…