シンデレラは堅物会長の専属モデルになるようです

「それでは問題を解いてみましょう」

「これで合ってますか?」


「正解です」

「やった。紅蓮先輩が丁寧に教えてくれたお陰です、ありがとうございます!」


その場で小さくガッツポーズをする私。

たった1問正解しただけなのに、それが嬉しくて思わず紅蓮先輩に抱きつく。


「先程も言った通り僕は貴方の先生ですよ」

「すみません、紅蓮先生」


「そこまで落ち込む顔を見せるとこちらとしても対応に困ります。公式も頭に入ったようですし、次は僕が作った小テストをやってみてください」

「まだ覚えたばかりで……」


「分からないのであれば飛ばしてもらって結構です」

「わかりました」


私は言われるがままに小テストを解く。

だけどすぐにわからない問題に当たりシャーペンを持ってる手が完全にストップしてしまった。