「悠を危険な目に合わせるのは恋人として見過ごせません」
一条君と話していると後ろから知ってる声が降ってきた。
「ぐ、紅蓮先輩!?」
「紅蓮お兄ちゃんどうしてここに?」
私はビックリしつつ紅蓮先輩のほうを向く。
一条君は私からパッと手を離した。
「ちょうど担当との話が終わった頃に生徒会役員の方から連絡がありましてね。一条流架と会長の彼女である星屑悠がカラオケ店に入った、と」
「そう、なんだ」
「悠、大丈夫ですか? どこも怪我はしてませんね?」
「はい、大丈夫です。心配してくれてありがとうございます紅蓮先輩」
紅蓮先輩は私に近付き肩に手を置き心配する。
「カラオケ店に入ったことに関しては目を瞑りますが合コンまがいなことをしたのは許せませんね。しかも悠の同意無しに無理やり……」
「紅蓮先輩、怒らないでください。今回は私も悪いんです」
「悠は黙っていてください。これは僕と流架の問題です。流架、これ以上彼女を危険なことに巻き込むのであれば僕にも考えがあります」
「……どうせ退学とかでしょ?」
「話が早いですね。さすがは僕のイトコです」
た、退学!?
一条君と話していると後ろから知ってる声が降ってきた。
「ぐ、紅蓮先輩!?」
「紅蓮お兄ちゃんどうしてここに?」
私はビックリしつつ紅蓮先輩のほうを向く。
一条君は私からパッと手を離した。
「ちょうど担当との話が終わった頃に生徒会役員の方から連絡がありましてね。一条流架と会長の彼女である星屑悠がカラオケ店に入った、と」
「そう、なんだ」
「悠、大丈夫ですか? どこも怪我はしてませんね?」
「はい、大丈夫です。心配してくれてありがとうございます紅蓮先輩」
紅蓮先輩は私に近付き肩に手を置き心配する。
「カラオケ店に入ったことに関しては目を瞑りますが合コンまがいなことをしたのは許せませんね。しかも悠の同意無しに無理やり……」
「紅蓮先輩、怒らないでください。今回は私も悪いんです」
「悠は黙っていてください。これは僕と流架の問題です。流架、これ以上彼女を危険なことに巻き込むのであれば僕にも考えがあります」
「……どうせ退学とかでしょ?」
「話が早いですね。さすがは僕のイトコです」
た、退学!?



