シンデレラは堅物会長の専属モデルになるようです

「それに何かあれば俺が止めに入るよ」

「なにかって……」


「うーん、なんだろうね」


笑って誤魔化された。


「危険と判断したら助けるってこと。悠ちゃんと俺は友達だし。まぁでも彼らに限って悠ちゃんに手を出すことはないと思うよ?……多分」


「一条くん〜。私たちとこっちでお話しない?」

「新しい学校の話も聞きたいし……ダメかなぁ?」


「いーよ。でも新しい学校の話って、まだ転入して日が浅いから話すことは少ないよ」

「あ、一条君……」


手を伸ばす前に女の子に呼ばれてそっちに行っちゃった。


あと、多分って言葉がめちゃくちゃ引っかかるんだけど。


それにまわりは知らない人ばかり……。


「悠ちゃん飲んでるー?」

「え?」


「まだ来たばかりで飲んでないよね。飲み物は何がいい?」

「私は大丈夫です」


「お酒じゃないよ? 普通の飲み物。だってオレら未成年だしぃ? そんな悪いことしないって」

「オ、オレンジジュースをお願い、します」


思わず敬語で答えちゃった。


「OKOK、オレンジね。んじゃ注文よろー」

「了解!」


同級生って言ってたけど体つきはすでに大人。


チャラさに関しては一条君以上だし、早く帰りたい……。