「俺だったら君を満足させてあげられるよ。悠ちゃんが知らない世界だって教えてあげられる」
「知らない世界?」
「そうだよ。この行為は本当の恋を知らなくてもできる。身体から始まる恋愛だって世の中には山ほど存在するんだから。だから悠ちゃん、今から俺と……」
「待って」
私は触れてくる一条君の手を握った。
「あ、もしかして君から攻めてくれるの? 光栄だな、こんな可愛い子から愛されるなんて」
「本当の恋を知らなくても出来るって、それ……本気で言ってるの? 一条君」
「うん、そうだよ。好きとか大好きって誰にでも言える。君が望むなら俺は君の二番目の彼氏でもいい。人生は一度きり。それなら沢山の女の子と青春しなきゃ」
「私はそんなこと望んでない」
「なら俺の手を握ったのはどういう理由があるの?」
「やめさせるため。一条君、初めて会ったときに比べたら変わったね」
ハンカチを拾ってあげて手渡したとき、一条君は笑ってた。今よりもずっと楽しそうに。
「だからあれも営業スマイルだって」
「……」
「それに君は俺が今まで会った女の子とはどこか違う。悠ちゃん、俺と付き合わない?」
顎をクイっと持ち上げられた。
「知らない世界?」
「そうだよ。この行為は本当の恋を知らなくてもできる。身体から始まる恋愛だって世の中には山ほど存在するんだから。だから悠ちゃん、今から俺と……」
「待って」
私は触れてくる一条君の手を握った。
「あ、もしかして君から攻めてくれるの? 光栄だな、こんな可愛い子から愛されるなんて」
「本当の恋を知らなくても出来るって、それ……本気で言ってるの? 一条君」
「うん、そうだよ。好きとか大好きって誰にでも言える。君が望むなら俺は君の二番目の彼氏でもいい。人生は一度きり。それなら沢山の女の子と青春しなきゃ」
「私はそんなこと望んでない」
「なら俺の手を握ったのはどういう理由があるの?」
「やめさせるため。一条君、初めて会ったときに比べたら変わったね」
ハンカチを拾ってあげて手渡したとき、一条君は笑ってた。今よりもずっと楽しそうに。
「だからあれも営業スマイルだって」
「……」
「それに君は俺が今まで会った女の子とはどこか違う。悠ちゃん、俺と付き合わない?」
顎をクイっと持ち上げられた。



