シンデレラは堅物会長の専属モデルになるようです

「まずは本屋に寄ってもいい?」

「あ、もしかして、今月の神崎先生の雑誌ですか?」


「それはあんまり気にしてなかった。参考書に少女マンガを買おうと思ってて」

「そうだったんですか。たしかに参考になりますもんね! まぁ私は描かないので、ただ読んで面白いな〜とか小学生みたいな感想しか出てこないですよ」


少女マンガを購入する紅蓮先輩。

想像するとちょっと合わないというか、なかなか想像できない。


「読んでる大半の人がそうだから悠は気にしなくていい。僕は自分の作品を悠に読んでもらえるだけで嬉しいよ」

「いやいや、そんな。それだけ神崎先生の描いてるマンガが魅力的っていうか……」


「うん、その言葉だけでも嬉しい。スランプが治れば、もっといい作品が描けると思うから期待してて」


やっぱり気にしてるんだ。


1日でも早く紅蓮先輩がスランプから回復しますように……。

私が考えてる以上にスランプは大変に違いない。