華が好きだから..
そういう単純な翔は指揮者に立候補してしまう。



ふたり、
息はピッタリ合っていて..
周りからははやしたてられている始末。



その文化祭の合唱が終わり、
アタシに声をかけてくるのは翔だった



『カレン..ごめん、ちょっと頼みたいんだぁ』


その姿はとてもソワソワドキドキしている様子。



『翔..どうしたの?』

『ぁ、あのさぁ〜..華..華を呼んできてほしいんだぁ..』