この考えに、華のご家族は提案してくれた。 『もうすぐにでも入籍したらいいじゃないか? 挙式はそのあとからでも遅くはない..』 『は、はい。お願いします』 『華も30代だもんね。 一緒に家を探して、入籍したら?』 『ありがとう』 表情が柔らかくなったふたりは、 頷き合う時だったと思う。 翌週には、 ふたりだけで不動産会社を巡った。