『明日、会える?話があるんだよね』

『明日? 今日言えば良いよ』

『お酒入っているから。だから明日..。
昼の2時にあの公園にいるし、よろしくね。』



翔、
翔には素直に言って..

大好きな人の元で新たに過ごすのは、そんなに簡単ではないのは分かっている。

でも、
やっぱり好きなのは塁斗だった。




翌日、午後になってからの約束の公園に向かう。



何やら下を俯いて、背を向けた翔の姿。



『翔..』